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どるとるの部屋


[270] 逆光
詩人:どるとる [投票][編集]


さしこむ光を遮るのが逆光
そして今それが僕の希望のいわば光を僕に届くまえにさえぎっている

希望の光
さえぎられたら
そこには
闇だけが残るだけ
ほら僕の心に残るだけ
小さな斜光さえ遮光する逆光が未来を隠す
見えないように
絶望しないように
傷を開かないように
逆光は僕を救うんだ
わざと光を遠ざけて
闇でしばし鍛錬されよというように逆光は僕の中にさしこむ余計な光をさえぎるのさ。

2009/10/10 (Sat)

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