詩人:どるとる | [投票][編集] |
地平線の果てに
見えた未来はまばゆく 愛と夢に満ちあふれていたんだ
今とは全然かってが違うだろう
それもそのはず
僕は走るのを途中で諦めたんだ
汗をかいて罵られて
それでも笑っていることなんて僕にはできなかった
自分をかわいそうだと思ってしまった
長い長い道のりだ
人生は何があっても不思議じゃない
だから失敗なんか
いちいち数えてなんかいられない
きっと数えられないくらい失敗したんだろうけどまあ良しとしましょう
僕らはどこに向かって日々走っているんだろう
ゴールも見えない
日々は続く
地平の果てまで
「見果てぬ夢」と名付けられた未来
僕の瞳に映っているのはなんともさびしい景色
それでも僕の日々は続く
地平の果てまで。