詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しみに沈んだ僕を優しく照らす サーチライト
それはあたたかくて
母のぬくもりに似たとても心地いい光
熱源は人の心さ
目には見えないけど
目を閉じても大好きなあなたがそこにいるのが僕にはわかるよ
遠くの方で今日もまた夕日が沈んで
もうすぐ夜が来て
今よりもっと
さびしさは募って
今よりずっと
切なさが際立って
明日になれば
きっと笑えるだろう
いつもそんなふうに
簡単に考えていたよ
不安なことばかりさ
期待しても仕方ない
ため息に曇る明日
もう何も見えない
月明かりが差し込む部屋の中で 今日もあなたのぬくもりに似た光に照らされてる
なにがあっても生きてやる
最後まで
自分自身に誓ったから
破れない約束さ
さあ 歩いて行こう
この夜をこえて
この闇をぬけて
光あふれる夜明けまで この心に笑顔がともるまで さびしさをぐっとこらえて 見えない地図を頼りに
たどり着くはずの朝を目指して 飛んでゆく
やがて街を照らす
太陽の光
全ての秘密を暴くような サーチライト
君にも見えるかい?