詩人:どるとる | [投票][編集] |
大人だから あれしなきゃいけない こうじゃいけない そんなものはないと思う
それぞれでいいと思う
世の中の決まり事 バカみたいに守ってる奴より 僕は人と変わってても 自分のやりたいように生きてる奴になりたい
人生は 生きたいように生きられなきゃ生きてる意味なんてない
たとえバカにされても指さされて陰口たたかれ 笑われても
僕は僕の生きたいように生きたいと思うんだよ
人生には近道なんてないから 誰もどんな場所でどんな道を歩むかわからないけど
坂道だってある
悪路もいくつもある
だけどどんな時だって生きているかぎりはきっとなんとかなるさって思うから
何度失敗して 何度転んだって生きるということだけは諦めない そう心に決めたから今があるんだ
それが僕の最後の希望
働いて 疲れ果てて
散々文句も言われたよ
だけれど 今日も理不尽な世の中の扱いにさえ必死で耐え抜き
愛想笑いでごまかし
お世辞でやり過ごした1日が やっと終わる時 堪えていた涙が抑えきれなくなってあふれた夜 当然ながら 眠れない
大人だって 子供だって 何歳だって 生きたいと思う道を歩くことがいちばんの幸せだって 当たり前なことだから
僕は僕の進みたい道を選んで たとえそれが奈落に続いていても 笑ってやるから
毎日を過ごし 人より少し苦労している自分を 誇りに思うことはあっても恥じることは何もないから こんな自分を僕は心から 素晴らしく思う
矛盾だらけ 理不尽なことだらけの世の中で 今日も 罵声の雨に降られて 雨宿りできるようなあたたかい人の屋根もなく
ずぶ濡れになるまで
耐えていたら心が傷だらけなのに気づいて 泣きそうになったんだ
大人になったら きっと楽しいんだろうな
そんなこと考えていた幼かった僕の目には未来は輝いて映っていたのに大人になった僕はただただその希望を捨て去るのに忙しい。