詩人:どるとる | [投票][編集] |
あなたがもしも僕の居場所になってくれるなら 愛とかなんとかってもんを捧げてもいい
君と出逢うまで 金より大切なもんなんかこの世にはないと本気で思っていたよ でもあなたが気づかせてくれたね 金よりずっとずっと大切なもんがこの世にはあること
あなたとただ一緒にこんな風に肩を並べて 他愛もない話してるだけで なんだか簡単に幸せになれてしまってる僕がいるんだよ
あなたが笑ってると僕も笑いたくなって
あなたが泣いていると僕まで悲しくなってきて いつの間にか互いの言いたいことまでわかるようになっておもしろいほど二人の心はひとつになっていました
地位も金も名誉も何も要らないから
神様あんたの存在をずっとけなしてきた僕だけどさそんな無礼を許してくれるなら ずっとこのまま 僕と彼女を突き放さないで
生まれてはじめて幸せってどういうもんかってわかったような気がしたんだ
これが幸せってやつなんだね
大凡百年あまりのはかない人生に永遠を感じた人に出会えた喜び感じる中で思ったんだ
僕が君の居場所になってやるから君も僕の居場所になってください
君と二人で眺めてる世界が こんなに美しくて綺麗だったこと
気づいた夜の片隅
僕は口づけを交わした
夢を見てるんじゃないかと何度も疑ったけれど 疑いようのない熱い思いがそれを現実のものにしたよ
特別なことできるわけじゃないけど 君だってそれは同じだから
当たり前なことを当たり前のように僕らは していきながら
愛ってやつを飼い慣らすように 毎日
喧嘩もしたりすれ違うけれどだんだんと愛ってもんの 深さってものをわかってきたんだよ
だから今も底のない愛ってやつの腹をえぐるように模索してるんだ あるはずもない愛の最下層を
愛なんて言葉じゃわからねえ
愛に答えなんかない
だから僕らは描くんだよ 自分たちだけの愛を死ぬまで。