詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいことなんて 通り雨みたいなもんさ
だから あっという間にそのうち 泣いてるうちに通り過ぎるさ
雨がやめば お日さまが顔を出し虹が架かるように 君の顔にもまぶしい笑顔が戻るだろう
生きていれば いいことがあるんだよ
きれいごとなんかじゃないさ
ほんとうなんだ
無理に笑うことなんかないけど
あなたが生きていることがきっと何より一番大切なことなんだよ
生きているから悲しいこともあるけど
生きているからこそ嬉しいこともある
だからつかの間の悲しみになんか負けないで 生きていこうよ
君がそこにいるだけできっと誰かが今日も生きようと思えることだってあるさ
僕は君がいるから
今日もどんなに辛くても生きたいと思えるんだよ
悲しいことも受け止めて 現実から目をそらさないで だめな自分も受け入れて
歩いて行けたら素晴らしい
人間なんてそれほど
完璧になんかできてないから
少しの失敗なんかでくよくよしないで
生きていくことだけを強く強く思って
刃向かったっていい
向かい風に抗うように 突き進む僕の姿が好きになれたら
きっと流す涙も意味のあるものに変わるんだって思えるから
生きていくよ
誰かの話に合わせて
無理やり笑うんじゃなくて 僕が笑いたいから笑うんだ
ひとつのやり方でひとつの場所に押さえつけようとする理不尽な世の中で自分を持つことは難しいけど 生きていくかぎりはやっぱり自分が生きやすい生き方で
歩きやすい歩き方で
生きていくほうがいい
だから牙を剥いたっていい
大切なのは誰かから認められるより自分が生きているんだと心から思えるような
毎日を送ることだ
それがほんとうに生きているということ
今確かに生きているということ
誰かと一緒に生きているということ。