詩人:どるとる | [投票][編集] |
ひとりの人を守るために どれだけの犠牲がいるだろう
ひとつのものを手に入れるために どれだけの命が毎日のように 消えていくのだろう
世界中でたったひとりしかいない人が
まるでゴミか廃品のように
理不尽に殺されて
新聞やニュースにも載せきれない事件の数の多さに今更驚かない自分もなんだかちょっとこわいね
どうでもいいことだけれど きっと普通が一番何より幸せだと思うんだ
楽しいことに笑って
悲しいことに泣いて
多少苦労することがあって 口うるさい人が側にいて
ああそんなふうに生きている全ての人の明日に希望にも似た光が差し込むように
願うんだよ
涙は悲しいときに流すもの だけど嬉しいときにも流れるのさ
笑顔じゃ喜びを表しきれないから 泣いちまうくらいのこの喜びを涙が示してる
明日もしも誰かの昨日の笑顔が消えてしまっても その人を忘れないでいると決めたその人の大事な人がいるならその人はまだ死んじゃいない
その人の中で生きているよ
とりあえず今日にグットバイ
そして訪れる明日にはじめまして
きりもなく今日も思うだろう
どうして僕らはつまらないことで傷つけあい 人まで殺める人がいるんだろう
悲しみを作り出す人の手は冷たい
でもその手で人は幸せを描くこともできるんだ
今日も人は人を
傷つける事もある
でも違う場所で
人が人を救う事もある
愛や優しさがその代表例だね
×月×日天候は晴れ
涙参観日 決行します
風向き良し 気分良し
ご近所の飼い猫ヨシヨシ さあはじめよう
人と人とでつなげてゆく命を燃やすような長距離リレー
スタートの合図はあなたの傍にいる
大事な人の涙の一滴が地面に落下した時。