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どるとるの部屋


[3070] 君の唄
詩人:どるとる [投票][編集]


あなたは1日に何回笑いましたか?
泣いていた人も
笑っていた人も
みんな日が暮れたら
家に帰ってゆくね
その帰り道を照らす
月明かりはあなたの瞳には優しく映るかな
冷たく映るかな

悲しいことがあって
泣かずにはいられないとき 人は涙を得てして隠そうとするけど

泣きたいときは泣いてしまえ
笑いたいときは笑ってしまえ
本当はそんなふうに生きたいけど
泣きたくても泣けないのが常
笑いたくても笑えないのが常
現実はクールエンドドライ

できることなら素直な気持ちをさらけ出して 生きたいけど
大人だからと 涙までも 押さえつけられて 泣きたくても泣けないんだ

だから 泣けない僕のかわりにあなたは泣いてくれる
そして 笑えない僕のぶんまであなたは笑ってくれる

そんな人があなたの側にはいますか?

時には一緒に笑い
時には一緒に泣いて
同じ気持ちを分かち合う 幸せ

あなたの優しさに
今日も僕は
大事な何かを
知ったよ
自分の事のように
喜んだり悲しんだりしてくれる人よ
死ぬまで愛してる
よくいえばラブソング
わるくいえばきれいごと
だけど 抱きしめよう

『きっと生きていればこそいい事がある
二人ならばなんだって乗り越えられる』

君のために唄をつくりました

ほらね愛が溢れんばかりに 心の中満ちてゆく。

2011/07/14 (Thu)

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