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どるとるの部屋


[3075] ありがとうの唄
詩人:どるとる [投票][編集]


大切なものはきっと
いつでも人のすぐ傍に気づかないだけでたくさんある

それを当たり前と名付けてしまえば
特別でもなんでもなくなってしまう
いつだって どこにいたって僕らはきっと幸せなのに
それを面倒くさいとかありがた迷惑だとかどうも勘違いしちゃうんだ
だから人のありがたみだとか 人のやさしさにも気づけない
でもね きっと 心のどっかでは誰かの愛に気づいている自分もいるんだ
だから 時には 優しくされたり愛されたりしたとき 心の底から意図せずとも『ありがとう』と言葉にしている素直な僕もいる

きっと僕らの毎日は
気づかないだけで
誰かに支えられているから なんとか持ちこたえているのかもね 誰かの支えをなくしたらきっと 僕はこんなふうに笑えないよね あなたがいるから僕がいて 僕がいるから あなたがいる
そんな誰かの支えに助けられて今日も僕らは生きているんだ

本当はね 感謝してるのさ でもなんだか恥ずかしいから
言えないだけなのさ
でもあなたがいるから 僕は今日もこうして笑っていられる

ありがとうって言うぞってタイミングはかって言う言葉じゃ多分ないと思う
感謝した時 自然とこぼれる言葉がありがとうって言葉だと思う
だから気づかないあいだにたくさんのありがとうを僕は言って 誰かからもありがとうって言われてるかもね
たくさんのありがとうに囲まれて
たくさんの笑顔にうずもれて
今日も家の中でも
外にいても
ありがとうが聞こえる場所には幸せがあるのだろう そして笑顔があふれているだろう

僕は何度でも言葉にしたいな

ありがとうからはじまる 1日もいいよね
ありがとうの言葉があればあるほど僕はきっと幸せになれる

なんとなくそんな気がするよ。

2011/07/16 (Sat)

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