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どるとるの部屋


[3224] 時代
詩人:どるとる [投票][編集]


無関心が服を着て歩いてるような血も涙もない人の群れ
他人のことなどお構いなしとばかりにくりかえす愚か者たちの責任の押しつけあい
信頼という名のちっぽけな繋がりを絶たないための出来合いのコミュニケーション
それが今の時代さ

あふれすぎた情報に
惑わされる人々最先端を求めて数千里
正しいことを貫けとあれほど教わったのに それを破るのはいつでも完璧なはずの大人たちだろう

モザイクがかかったようなよく理解されていない政治の中に
あるはずの正義はまだ死んでないかい?
単純な話 誰もがみんな優しさと愛を持っていれば 毎日笑って生きられる

誰が良いとか悪いとか そんなんじゃなくて もっと大事なものがある たとえばあなたの中に 積み重なる日々の記憶 それはどんなに時代が進んでも変わらないものだからどんな時代でも
僕らは僕らのままでいいんだよ

ルールを犯そうとするその心を憎め
どんなに時代が流れ過ぎようと 大事なものは変わらない

変わらせるのはわがままな人の欲だったり ずるがしこさだったりするんだよ

時は平成
便利すぎるほど
人の生活は豊かさを持ち それにしたがい人の価値観も変わった

それを時代のせいにするならば僕らはなんて馬鹿なんだろう

でも時代は過ぎた
もう通用しない何かがある

だからこそ
変わっちゃいけない
何かがある。

2011/09/08 (Thu)

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