詩人:どるとる | [投票][編集] |
それはある昼下がりのことだった
僕は笑っていた
それはある昼下がりのことだった
君が泣いていた
いつも当たり前に過ぎ去って行く日々
くだらないことをどうとも思わずにすぐに忘れてしまう
どんなに幸せな毎日を送っている人も
独りではさびしくて
お金もただの紙切れと同じだね
だから だから
ただの昼下がりに
僕は君といる今を
何より大事にしていこうと思う
それはある昼下がりのことだった
二人はとても幸せそうに笑っていた
やがて時が過ぎ去って
すべてが過去になっても 昔話にはしないよ
いつでも君といればあの日にかえれる
夕日の彼方へ
君と行こう
寂しささえも
抱きしめたまま
ため息とロマンスを合い言葉に
悲しみの中にいても
強く 強く 笑うのだ。