詩人:どるとる | [投票][編集] |
無関心が服を着て歩いてるような時代に
人のことなどまるで考えない人の群れに囲まれて生きてる 正しいことを教えておいて 正しさを破るのはいつも正しいはずの大人たちだよ
いつでも本当の声は
ただのひとつも言えずに また矛盾に気づかないふりをする僕だ
あふれんばかりの人の中に
ぬくもりを探して
独りぼっちじゃ うまく笑うこともできない
それでも取り残されたように 独りぼっち 風に吹かれて
誰の助けもいらないからさ
どうか神様 僕がこの世界からおさらばするその時は 痛みのないように 安らかな死をおくれよ
それだけが望みだから
退屈な毎日も ふざけた世の中も 少しは好きになれるかな
とある世界の片隅で
今日も眠るよ
眩しすぎるくらいの夜明けが迎えを寄越すまで
月は眠らずに 僕らを照らし続ける。