詩人:どるとる | [投票][編集] |
神様も仏様もいないこの世界じゃ 頼れるのは自分だけ
他人にすべてを押しつけて 風まかせじゃ生きていけないのもまた事実
人間は昔から欲張りで欲しいもののためなら戦争をして必要とあらばどれだけの人が犠牲になろうと関係ない
どこぞの国の独裁者は民衆の幸せよりも自分の至福を肥やすことに忙しくて
まだまだ大人にはなれていないんだね
毎日のようにメディアを賑わす事件に
僕らはただ口をそろえ 嫌な世の中だと
とりあえずほざくだろう
結果だけがすべての世の中で その過程を大事にできたなら
きっと無駄には終わらない たとえ何も手に入れられずとも
結果以上の答えが得られるだろう
大切なのはいつでも
何をやるかじゃなく
何をやれるかなんだ
有り余る幸せに何か大事なものを見失っていることも わからないどっかの金持ちが 援助金と称して人の注目を集めて よだれ垂らして笑ってる
皮肉を言うように
卑屈をたれ流すように
行き交う人は金持ちの わずかな良心よりも財力を妬んで
同じような目で汚い言葉をこぼしてる
何人もの人々が行き交う十字路で ひとりひとりに与えられた人生の中で みんながみんなそれぞれの今を思い思いに生きている
評価されるだけのつまらない人生ならば
僕は好きなように生きて否定されようが何をしようが 死ぬまでの時間を僕なりに生きてやるんだ
風に吹かれながら
様々な壁にぶつかって
いつか僕にも見えるはずの結果以上の答えがやがて僕を照らしてくれる
大切なのはいつでも
どう生きていくかじゃなくて
どう生きられるかなんだよ
正しいことくらいわかってる でも正しければ正しいほど僕らは疑ってしまう人間だから 目の前にある正しさを疑っている毎日だけど
自分のことも大切にできるなら他人のことも大切にできるはず 言葉の通じぬ国同士でも痛みや悲しみはどんな国でも同じはずなんだから。