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どるとるの部屋


[332] 思い出流星群
詩人:どるとる [投票][編集]


流れ去った日々は
遠い過去は
まるで過ぎても尚
輝く流れ星のようだ
そして沢山の記憶は
流星群のようだね

いつまでも
いつまでも
この胸の中にある
そして輝いてる
下手なたとえ話だ
だけれど夜空を駈ける流れ星を見たならば思ってしまうよ

幼い記憶
その思い出

何光年も旅をしてきた旅人よ
あの光は何光年も前の光なのか
僕らはなんて鈍感なのかな
なんて笑いあった夜
そんな記憶さえいつか流れ星に

僕らの刻んだ
記憶はやがて
光り輝く
遠い未来で
思い出すたび
流れ星のように
きらめく思い出

いくつでも
いくつでも
流れる流星群

僕をいつか
救うだろう
深い深い闇から
思い出がある
なんて幸せだろう
流星群よ降り注げ
空っぽになった
心へ
思い出という
記憶という
鮮やかなイメージを
絶対的な真実を
見せてくれ

涙をおくれ
心のグラスを満たしてくれ

思い出流星群よ………
待ってるぜ
待ってるぜ
いつまでだって
思い出流星群よ………

今 光り輝かせようと生きるこのきらめきがやがて未来で輝くこと待ってるぜ

流れ星のように
流れ星のように。

2009/10/19 (Mon)

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