詩人:どるとる | [投票][編集] |
銀河系の片隅にある
青々とした惑星よ
地球と名付けられた私たちの惑星よ
回り続ける
今日も僕らの頭の上で気づかないくらいゆっくりと地球はまわる
いろんな国がある
いろんな人がいる
いろんなものがある
いろんな景色がある
いろんな色がある
いろんな街がある
いろんな顔がある
いろんな夢があるんだ
あなたの住む街には
どんな景色がある?
そこから見える景色はどんな景色ですか?
回り続ける 地球の片隅で 今日も生まれる新しい命 そして天に召されていく 萎んだ命
繰り返す日々の中
当たり前に 繰り返される光と影のダンス
今日は何があるのかな
特別なことは何もないけど 例えばあなたという人が隣にいるだけで 僕にはそれで十分すぎるくらいなんだよ
気づかないくらいの速さでまわる地球
回ってるか 回ってないのか
それでも回ってる
僕らの頭の上で
そして君が笑う
すぐ僕の隣で
まわる地球をよそに 僕らは 愛し合う
それこそ当たり前のように 地球がまわるよりも 当たり前に
見上げれば空があり
振り向けば山も海も大地がある
そして隣には君がいる
そんな事すべてふくめて 地球はまわる
誰のためでもなく
なんのためでもなく
地球はまわる
ただくるくると
そして規則正しく
陽は昇り
決まった時間に
沈んでゆく
ただそれだけの物語
そして夜が訪れ
人気のない道にも
風が吹き 花が揺れ
夢を見る僕らは
朝が来るまで
ホニャラララ。