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どるとるの部屋


[3529] それはある日突然に
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かの心配をよそに
僕は何度でも転んで
誰かを困らせている
知らないところで

世界中見渡してみれば 僕などまだ幸せなほうで 文句や愚痴を言うことさえ贅沢なのです

それでも まだ何かが足りない毎日だ
それでもまだ 何かを欲しがる僕だ

一瞬のまばたきひとつで世界中は変わる
そんな大げさな明日が来ることだってないとはいえないさ

それはある日突然に訪れた 寝坊助の鶏も目を覚ますような
はじめての春です

恋をした

なんの脈絡もなく毎日に 割り込む幸せ。

2011/12/14 (Wed)

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