詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいことが
あった時は
独りきりで
空を見上げてる
冷たい夜風が
頬を撫でて
心ふるえて
涙がこぼれたのさ
こんな夜は
何も考えずに
ただ夢の中
どこまでも
溺れよう
こんな夜が
誰にでもあるから
自分ひとりだなんて
思わないでほしいけど
あなたの痛みはあなたしかわかることができないんだってこともわかるから
こんな夜は
何も言わないで
涙をこぼすのさ
優しさやぬくもりが傍にないのなら
自分をわかってあげられるのは自分しかいないはずだ
安易に自分自身を責めることは愚かなことだと知りなさい
こんな夜は
こんな夜は
自分への
優しさだけが
たったひとつの星。