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どるとるの部屋


[3579] あみだくじ
詩人:どるとる [投票][編集]


悲しいことなんて
早く忘れた者勝ちさ
戦争が起きていたって お腹はすくよ
屁も出るよ

今日はどこに遊びに行こうかな
何気ない 日常の隙間に 幸せが見えたらいいな

昨日も今日も明日も

何年 何十年先も
僕は僕はきっと
相変わらず
僕のままさ

悲しみも喜びも ずっと僕のそばにいてくれるのに 人は生きていると なくしてしまうものが多すぎる

輝くような思い出と
少しばかりの不安と
頼りにならない期待と 手をつないで 日の暮れた空の下
何かを待つ
僕は 何かを待つ

朝が来れば起きて夜が来れば眠る
そんな日々の合間にきらめく笑顔や涙

愛すべき人がいりゃ
きっとなんでもない毎日も 輝いて見えるだろう

ラララ 言葉にならない思いを のみこんで 歩く 帰り道
夜が来ました
来ましたよ
灯りの下に佇み
涙をこぼす僕は
一人 自分でもどこへ行こうかわからない

あみだくじのような人生だ

たどり着くのは
なんだろうね

とりあえず 歩こう
果てへ果てへと
伸びたこの道を。

2012/01/03 (Tue)

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