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どるとるの部屋


[3671] いつも幸せ
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


夕焼け空を物憂げに眺めていた
この空の下 誰もが 悲しみ喜び抱えて生きているけれど
それを考えるとなんだか不思議な気持ちになる

当たり前な事なのに考えると何もかもが特別に見えるんだな

今日もどこかで笑っていた人がいる
そして笑っていた人がいれば その傍らで朝から晩まで泣いていた人もいるだろう
だけど 毎日は 雨ばかりじゃないから
晴れた日には 昨日泣いていた人も笑っているよ

どうして生きているんだろう
そんなこと考えもせず生きてきたけれど
どうして生まれたんだろう
そんなことわかるわけもないけれど
生きていく意味や理由は人それぞれだから
僕は僕のそして君は君の生きる意味を探せばいいのさ

朝が来て 夜が来て また朝が来る
何てことない当たり前なその繰り返しがいつも幸せ

生きることや生きていくこと
僕の頭でもわかる範囲で考えていたんだ
だけどいくら考えても出てくる答えはなんだかしっくりこないんだ

当たり前な日々も考えると世界中見渡せば幸せすぎるほどだ

なぜだか生きていることに時々自信が持てなくなる
ただ生きているというだけでは 生きていることにはならない気がしてさ 本当に僕は生きているのか
わけのわからないことに思い倦み 悩んだけれど結局
生きるということは誰にとっても同じ意味だ
ただその目的が違うというだけで僕は僕の君は君の道が目の前広がる

朝が来て夜が来て
また朝が来る
当たり前とも思える繰り返しがたぶん幸せ

朝が来て夜が来て
また朝が来る
当たり前なその繰り返しがいつも幸せ

いつも いつも 幸せ。

2012/02/02 (Thu)

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