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どるとるの部屋


[3690] 何万分の一
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


僕らは何万分の1の確率の末 生まれた奇跡の命だろう

そしてその奇跡はこれからもつづいてく
さも当たり前のように生まれ死んでゆく
そこらへんの小石のような命でも ほら間違いなく奇跡の命だろう

ほらね 君が刻んだ足跡がいつか その奇跡の意味を教えてくれる

胸の片隅 差し込む
暗い影を 消し去る
まばゆい光に照らされて またとない奇跡の中 僕らはまた奇跡を生み出す
まるで当たり前のように奇跡を起こす
何万分の一の確率さえも 僕らならばまるで 笑ったり泣いたりするように当たり前に 簡単にはじき出す

そんな僕らの毎日
まるで奇跡のよう
まるで奇跡のよう。

2012/02/16 (Thu)

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