ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 人生は無声映画のように

どるとるの部屋


[3780] 人生は無声映画のように
詩人:どるとる [投票][編集]


何もない街 やたらと明かりだけが 夜でも目障りなくらい輝く

無駄なものだらけだ
街は今日もゴミを出す 贅沢ばかりしている人たちが肥え太る

お金があればなんでも買えるけど 肝心なこと勘違いしていたよ お金じゃとても買えないものがあること

さよなら また明日
もう何も見えない
めのまえの愛に比べたら
僕はなんてちっぽけなんだろう

無声映画のように
ジェスチャーで伝える感動と笑い
ほらね僕らの人生もそれと似たようなもんさ

言葉はなくとも届くんだ
果てない距離さえ問題ない

問題ないのさ。

2012/03/06 (Tue)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -