詩人:どるとる | [投票][編集] |
さよならと言い交わしてしまえば たちまち僕らは離れ離れ
日の暮れかけた空の下に 伝えられないままの気持ち隠して
さよならの時間の一歩手前で立ち止まってる人がいる
またあしたとごまかすのはあしたに期待をかけてるからだけど
さよならの時間が迫るとなんだか今日言ってしまわないと二度と言えなくなるような
さみしさに包まれるんだ
そしてつないだ手を離すとき 君のぬくもりだけがかすかにこの手のひらに残るのさ
同じ空の下にいても僕らはさよならとつぶやけば離れ離れ
心の距離は縮まないまま 伝えられないままの気持ちが わがままに燃えている。