詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜の街の 片隅で 君の笑顔が 闇の中でも光る ああきれいだね
夜の街に 灯された明かり それはまるで蝋燭のよう きれいだな
寂しさも ほんの少し残っている もどかしさも明日になれば
全て 全て 忘れてる
誰もが見る夢が 惨たらしい現実も忘れてしまうほど 楽しいものであれと願う
そんな夜もあるんだ
君が見る夢がせめて今日の痛みや 今日の寂しさを そっと癒やしてくれるものであれと祈る
そんな夜があるんだ
夜の街は何も言わないし何も教えてくれないが僕らが勝手に勇気をもらい優しさを分けてもらうんだ
そんなふうに生きてゆく 暮らしの中にそっと今日も街に夜がやって来る
夜の街の片隅 今日も君の笑顔が 闇の中で光る
もう言葉は何も必要はないはずだよね
一人じゃない 強さが僕の心を包み込むと
涙で目の前が見えなくなるけれど 夜の街の美しさだけはいつまでも 変わらない
まるで優しい君のように。