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どるとるの部屋


[4144] ほのか
詩人:どるとる [投票][編集]


飲み干した昨日が
通り過ぎた駅が
ほのかに残り火のように煙っている

懐かしい匂いがする
泣きたくなるほどの
僕は目蓋を閉じて
暗闇の中泳いで
そこに見つけた光に抱きしめられた

なんでだろう 過ぎた日々ほど 素敵に見える 懐かしさをさそうよ

ほのかに香る あなたの匂い
部屋の片隅に 差し込む光

ほのかに香る 思い出の一場面
目を閉じてもなお鮮やかに映る。

2012/08/14 (Tue)

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