詩人:どるとる | [投票][編集] |
ひとさじの優しさをすくいあげて
君の心に加えよう
スプーンいっぱい分の愛をあげよう
まるで純愛小説の恋人みたいに互いの心へはこびましょう
それぞれの愛を
それぞれの優しさを
ひとさじずつ
今 僕らは世界で一番愛し合えるその証になる言葉を言い合うよ
今 僕らは世界で一番愛し合うことを許された人にしか言えない言葉を言うよ
愛してる
愛してる
世界一
好きだよ
大好きさ
誰よりも
そんな簡単で素直な気持ちがなぜかまっすぐに届いてさ
涙腺を擽る
純愛スプーンですくいあげた愛の甘さに笑いその奥に隠れた切なさに泣いて
僕らそんなふうに生きていく
またふたたびはじまる今日という一日の中 本を読むように僕は夢を見てるように
君とね 君とね
世界一の 君とね
世界一の幸せの中
世界一の夢を見て
世界一の愛を語り合う
スプーンの上で
時折ケンカもして
それでも
いつも一緒で
毎日が夢みたいさ
朝も夜も ああ。