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どるとるの部屋


[4196] なんでもない日
詩人:どるとる [投票][編集]


なんてありふれた毎日だろうな だけどどこかが幸せに満ち満ちている

陽射し差し込む部屋の中 僕はひとり
何かを見つめてる

平凡の中にある 限りなく確かな幸せを 探したいだけなんだ

当たり前なことがいつだって いちばん幸せだってこと
そんなことは初めからわかっていたはずなのにね

いくらお金を持っていても心が豊かじゃなければ 貧しいだけだってことを
僕はだいぶあとになってから気づいた

日常の隅にある なんでもない喜びに笑いかける今日のよき日には

財布が空でも 笑える

雨の中でも つよく咲く花のように僕も 逞しくいよう

非情な運命に さらされた人だって いつかは笑える日が来ることを僕は誰よりも知っているから

ふいに吹いた風に
理由もなく笑ってる
そんな今日はなんでもないただの1日

それでも特別な1日。

2012/09/01 (Sat)

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