詩人:どるとる | [投票][編集] |
繰り返される毎日が
ただ、物静かに過ぎて行く 僕らの目の前を
誰かに合わせて笑ったり 何かにつけていらだったり そんなことをもう何度
今まで繰り返してきたのか
愛だの優しさだの必要なものは全て ここにある
何気なく眺めてる
景色がもう幸せという風景そのものだろう
だからあたりを探さなくても 一番大事なものはそばにある
ほら君が笑った
例えばそんな些細な出来事がそうだよ
ドアの外、部屋の隅
公園の昼下がり
幸せはどこにでも見える場所にある
夢だの希望だのいくら巡らせてもたどり着いた未来に 叶うのはたった僅か
それでも、笑うのは
ここでこうしてありふれていることが
僕が僕にできる一番の事だからだよ
ほら君が泣いてる
僕には何ができるだろう 長い夜になりそうだ
言葉のかけらを集めて 少しずつ伝えて行けたなら きっといつかわかるはずだよ
幸せがその時顔をのぞかせるだろう
窓の外 夕陽が落ちて夜が 我が物顔で空いっぱいに広がってる
僕は君にとって
ただ安らげる場所でありたいんだ
歌にして伝えたい
歌にして届けたい
明日の二人まで。