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どるとるの部屋


[4356] 夕日の彼方まで
詩人:どるとる [投票][編集]


ドアを開けて 僕は小さな旅に出る
幼いころの夕暮れがまだ僕の中に広がってる

あの瞳の記憶が そっとよみがえる

映画のような その断片的な場面が ちらちらと見え隠れする

今まさに落ちる
夕日の彼方まで
さみしさはつづく
切なさはつづいてる
誰の瞳にも見える
夕日の彼方には
同じ雨の冷たさが
同じ刃の鋭さが

その胸に伝わる

さあ 悲しいと言ってみなよ 嘘はつかないで

時には負けを認めて。

2012/10/27 (Sat)

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