千の朝が訪れ千の夜が過ぎたそれでも人々は何度でも過ちを犯す千の雨が降り千の夕日が沈んだそれでもこの心はまだ全てを許せない頭で解き明かせるものは限られた範囲の中での唯一僕はまだわからないまだ殻を破れない 泡沫の夢の中綻びの端を掴むように危ういながら目覚めても全てを愛せないそれでも構わないと言うのならこのまま時に揺られて 終わりを目指そう最果てへと 最果てへと 舟を漕ぐ。
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