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どるとるの部屋


[4439] 夜はいつでも僕を切なくさせる
詩人:どるとる [投票][編集]


何事もないように思えても
心は片付かないままだよ

溢れかえる人の中僕はつまらない嘘をまたついた
そして気づけばひとり 宇宙の片隅でただよう衛星のように孤独だった

なぜが増えてゆく
答えのない問いかけが頭を埋め尽くす
僕は現実を目の前にしているが この瞳の中には いつでも閉じた瞼の裏広がる闇を見つめているんだ

夜はいつでも僕を切なくさせる
聞こえるか 伝わるか 君にこの痛みや苦しみが

夜明けが来ても 朝も来ない僕には
歩いていけるか 立ち止まらずに 何もかもがこんがらがっている

絡まった糸 ほどこうとすればするほど余計に絡まるような

そんな今を 今を
抱えているよ

君も同じだろうか

あの夜の向こうにある同じ夜で笑う君も。

2012/11/22 (Thu)

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