詩人:どるとる | [投票][編集] |
サンタはいなくても
プレゼントは届く
雪を待つ君のその瞳に
サンタはいなくても
パパやママがいるよ
飾り付けられたたくさんの光の中
お金じゃ買えない
幸せもいいけれど
やっぱり貧しさには
僕は笑えない
そこにあったはずの
サンタを信じる気持ちがいつかの昔話の中では全てだったはずなのに
いつからだろう
サンタがいなくても
笑えるようになったのは
気にしなくなったのは
大人になった瞬間
魔法が解けたように
僕はサンタを忘れた
そしてそこにあったはずの楽しかったはずのクリスマスなんてもうないことを知る
なんとなくさみしさが心包む 寒さが一層際立って ひとり夜空見上げる
そしてちょっとだけ
勝手なほどに信じたくなっていたよ
サンタがいることを
サンタがいることを