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どるとるの部屋


[4621] さよならの向こう側
詩人:どるとる [投票][編集]


黙ったままでも
お喋りでも どんな誰にでも来るのだろう

朝早くても 夜遅くでも 時間や場面を選べずに さよならは

通りを歩くその背中に沢山の苦労が見えている
だけれど関係ない僕には関係ない
あなたがどんな誰でも

ただ遊びほうけた日々
いつの間にか過ぎた開け放された時間
気づけば一人
心を探していた

見えない わからない 聞こえない 本当のことは誰も知らない
届かない 伝わらない
取り戻せない 本当に知りたいことは

さよならの向こう側で あなたの帰りを待つだけだ

その時まで微笑み絶やさずに あなたらしく笑うことさ

あなたらしく生きることさ。

2013/01/06 (Sun)

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