詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕は 思いを 言葉や文字にするときに
誰か大事な人のことを頭の中に思い浮かべて 机に向かうんだ
いらだったり 怒っていたりしたんじゃ
どうにも気が散ってしまって 何も書けない 何も見えない
だから 愛している人たちの笑顔を思い浮かべて 僕は描く
全てのことを何もかも受け入れて 包み込んでしまうくらいの大きな心を携えて
やさしいきもちで
あなたやあなたの身の回りで起きる些細な出来事を綴るんだ
コトコトと湯気を立てるお鍋の音を聞いた朝
何も欲しくならない
不思議と欲は影を潜めて空腹を愛してる
迷ったり 悩んだりしているけど
どうにも不利益を被る気がして 悩みの種や迷いの出どころを探すことはしなかった
今日もあなたの笑顔を思い浮かべてる
全ての概念を取り払ってしまえるなら 誰も幸せになれると考えてる だけど現実は天と地の差もある
やさしいきもちは
時に自分や他人を裏切ってすぐにむなしさに変わるけど
それでもやさしくありたい
やさしいきもちで向かい合えば
やさしいきもちがかえってくる
ばかみたいなほど
そう思っていたいだけ
あなたが大好きだから
僕は見つめてる
やさしいきもちで
この世界とあなたを。