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どるとるの部屋


[4726] 呼吸の必要性について
詩人:どるとる [投票][編集]


生きるのが嫌になったなら 考えてみよう
自殺したなら そのあと僕の体は誰が片づけるのかな いつ気づいてもらえるのかな
いろんな人に迷惑かけるくらいなら
死ぬことも場所とタイミング選ばなきゃ駄目だよね

呼吸をする事がたまに苦しくなるんだ
おかしいよね 鼻や口をふさいでるわけじゃないのに 胸が胸が痛いよ

こうして息を吸うことで 次に息を吐くことにつながる
その一連の何でもない繰り返しで
今日も僕は生きている
明日も僕は生きている

呼吸の必要性について考えてみたけど
それらしい答えは見つからなかったよ

だから無意味でもなくて 僕の人生は
まだ真っ白
線路さえ引かれてはいないよ

続・青春の日々
坂道はまだ続く

僕はまだ死ねない
生きたいという
心捨てられない

笑うってことが
愛されるということが
あまりに 生きていることを幸せに思わさせるから

この絶え間ない呼吸にも意味がある
ほらね、世界は色を変えたように 形を変えて僕に新しい景色を見せるよ

生きるのが少し辛くなったなら足を止め
考えてみよう

何かがわかるさ
何かに気づくさ
きっと。

2013/02/10 (Sun)

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