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どるとるの部屋


[4735] シンボル
詩人:どるとる [投票][編集]


命は最初から
終わることを前提に
始まるわけじゃない
いつも足元にはスタートラインが引かれてる

生まれたことを
時に喜んで
生まれたことを
時に悲しんで

繰り返す日々の向こう闇雲に生きても
必ず見つけてしまう
生きたいと思う理由
その証や光

君は僕のためには
生きないでほしい
君は君のためだけに
生きていてほしい

だけれど愛されたい
誰より愛されたい
たったひとつの
愛されているという
シンボル刻みたい

それをラブソングというのなら
少し恥ずかしくて
ため息が出る
だけれど温かい
いつまでもこの胸に
留めておきたいな

君に愛されているということ
君を愛しているということ
誇りにできるものはたくさんある
思うより僕は恵まれている

ほらごらん雨の一粒にも命が宿ってる
雲から放たれて地面に落ちるまでの時間を一生と呼ぶのなら

君は僕のためには
死なないでほしい
君は君のためだけに
笑っていてほしい

だけれど愛していたい
誰より愛したい
たったひとつの
愛してるという
シンボル刻みたい

同じシンボル刻みたい。

2013/02/11 (Mon)

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