詩人:どるとる | [投票][編集] |
ふと見上げた空に 星が流れていくのを僕は見つけた
もうじき春が来る 寒さもどこかへ消える
何かを僕は知らないあいだに失って
その代わりに何かを手にしていたのかな
甘くて苦い キャラメル 心の中で溶けて
さよならはこれきりにしよう
もう恋はしないと
誓ったはずの僕なのにまた思いがけず恋に落ちてく
くるくる コーヒーカップの中
吸い込まれてゆくミルク
ひとりぼっちが かっこいい そうは思わないよ
だけれど変なプライド 捨てれなくてもどかしい
誰かを僕は知らないあいだに求めて
むなしさ埋める人を探していたのかな
甘くて酸っぱい レモン 人生に添えて
涙見せるには春には似合わない
もう涙流さないと
誓ったはずのあの日の僕を裏切ってまた涙に濡れる夜
スルスル ほどけてゆくように
突き放した人よ 許せ
今はまだ 若さを理由に バカなことをしたと 自分を笑う
スイートララバイ。