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どるとるの部屋


[4866] 同じ空の下で
詩人:どるとる [投票][編集]


今日も戦争が 続く国
地球の反対側
たくさんの人の命が消えてる

平和に自惚れた僕らはいじめに忙しい
退屈紛らす為だけのふざけた理由で誰かを傷つけていいものか

同じ空の下で生きる
子供たちの瞳の色
映る景色は違っても
明らかに 僕らの目は淀んでいるから

もしも自分の体に遠くの国に生きる
子供たちと同じ優しい血潮が流れているというのなら
なにをすべきかくらい弁えていなさい

あふれる人混みの中平和に思えても
心の中はいつも深い闇に覆われてる

そんなあなたの瞳はなんて悲しいの
流す涙が救いを求めているならば

誰も傷つけないように 自分を守れよ
厳しさの雨に打たれながら 自分を築く
あなただけが悲しい世界じゃない

叫びは 確かに誰かの胸へと届くだろう
愛を忘れた者に明日は来ないんだ

自分の弱さを言い訳に誰かを傷つける者に
陽射しは差さないよ

必ずいつか あなたにも笑えるときが来る
今は悲しい雨空の下 必死に生きなさい

つよく生きなさい。

2013/11/01 (Fri)

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