詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕は嘘をついていた
自分にもあなたにも
他の大切な人にも
僕は嘘で守っていた
そう思いこんでいた
それも嘘だった
嘘で出来た見えない
服を着ても
悲しみを避けて歩くことは出来ないね
嘘に嘘が重なって
嘘が嘘を呼んで
その嘘がまた
嘘と重なって
僕は嘘に埋もれる
僕は嘘に埋もれる
僕は嘘をついている
世界にも街並みにも
花や草木にも
平静を装っている
そう思わせたくって
無防備だった
それさえも気づかず
それさえも気づかず
傷だらけになって
やっと気づいた
嘘に嘘が重なれば
嘘が嘘に早変わり
その嘘がほら
嘘に染まってく
僕は嘘に染まってく
僕は嘘に染まってく
僕は本当のことが
言えなくなる
僕は嘘をついている
僕は嘘をついていた
明日からの僕は
嘘で笑おうか
嘘で泣こうか
それはイヤだな
だから嘘の中に
そっと愛をしのばせる
そっと心をしのばせる
嘘に嘘が重なって
嘘が嘘を呼んで
その嘘がまた
嘘と重なって
僕は嘘に埋もれる
僕は嘘に埋もれる
嘘に嘘が重なれば
嘘が嘘に早変わり
その嘘がほら
嘘に染まってく
僕は嘘に染まってく
僕は嘘に染まってく
僕は本当のことを
言ってしまうよ
傷つけるかもしれない
それでも、嘘よりも大事な本当を言うよ
愛してる 愛してる。