詩人:どるとる | [投票][編集] |
誰かのことを思って
言葉にすれば 不思議と言葉もやさしく丸くなるんです
誰かのことを傷つけようと言葉にすれば
尖った言葉が誰かの心に突き刺さる
言葉を汚さないで
言葉を大切にして
いつも人のためを思って使ってほしい
誰だって 人のこと傷つける言葉を言えてしまえるけれど
誰だって そんな言葉よりやさしい言葉が聞きたいはずだから
言葉に困ったあなたの口から たとえば下手くそな慰めでも
もらえたらきっと聞いた人は 笑って言うだろう ありがとうって
言葉の使い方って
とても難しいね 良かれと思って使った言葉が
ありがた迷惑になってしまったりもする
だけどそれでも人を思わずにはいられない
言葉と人は隣り合わせ
いつでもいつまでも
言葉なしでは 会話もままならない
本当に本当に分かり合ってる人ならば
心だけで 何も言わずとも通じ合う
ならばなぜ言葉はあるのだろう 心だけじゃ伝えきれない
気持ちを伝えるためにある
完璧な言葉などありはしない たくさんの言葉にあふれた世界で もしもただひとつ あなたに届けられる言葉があるなら
僕は何を言うだろう
君は何を言うだろう
ラララ ふいに浮かんだ言葉 川面をただよう一枚の葉っぱ
どこへ向かうのか 行き先は誰も知らない
拙い思いをのせて運んでおくれ僕の心
誰だって 人のこと傷つける言葉を言えてしまえるけれど
誰だって そんな言葉よりやさしい言葉が聞きたいはずだから
言葉に困ったあなたの口から たとえば下手くそな慰めでも
もらえたらきっと聞いた人は 笑って言うだろう ありがとうって
完璧な言葉などありはしない たくさんの言葉にあふれた世界で もしもただひとつ あなたに届けられる言葉があるなら
僕は何を言うだろう
君は何を言うだろう。