詩人:どるとる | [投票][編集] |
「孤独」って言葉があるけれど 僕はその孤独って言葉にあてはまるのかな
家族はいるけど まるで形だけでさ いつもそばにいるわけじゃないと ふてくされた
離れて暮らす 家族のことを ふと思うと
涙がこぼれて こぼれてくるんです
何かひとつでもうまくいかないと
自分を責める僕がいるんだ
完璧になんか生きれる筈もないのにね
ふいに「孤独」に気が付いて 胸の中が空いていく
僕の中には何もないまた今夜も眠れない
あしたが見えない
「希望」って言葉があるけれど 希望って言葉を使えるのは
心に安らぎがあるから
「未来」って言葉を僕は信じない
一秒先でさえ未来ならば 追いかけるだけばかばかしいから
帰り道 見上げた空はもうすっかり 暗くて 油断すると 何かを見失いそうになる
すべての悩みや迷いに答えが用意されてると 思い込んでいた 僕はきれいごとを抱えて生きていた
ふいに自分の生きてる意味を 考えてみた時に 何も思いつかない僕の意味のなさに
あしたが埋もれた
あの頃の僕は届くことのない星に一生懸命手を伸ばしていたような気がする
何かひとつでもうまくいかないと
自分を責める僕がいるんだ
完璧になんか生きれる筈もないのにね
ふいに「孤独」に気が付いて 胸の中が空いていく
僕の中には何もないまた今夜も眠れない
あしたが見えない。