詩人:どるとる | [投票][編集] |
誰かの顔を描いてごらん
好きな人でも 嫌いな人でも 誰でもいいから
心の中に 真っ白い画用紙広げて
へたくそでもいいから 心を込めて描くんだ
そしたら、いつの間にか 描いたその顔は 笑っていた
きっと泣いてる顔よりは 笑ってる顔のほうがずっといいと思うから
どんなに嫌いな人でも 笑っていてくれるといいなと思う
それだけでなんだか訳もなく うれしくなるからね
誰かがもし泣いていたなら
優しさという傘をそっと差し出してみよう
誰かの笑顔を見ると 何故だろう
不思議とこっちまでうれしさが伝わってくる
何かと気苦労の多い毎日 泣かずには生きられない
きっとあなたにだって 悩みや迷いはあるはずだから 自分のことのように考えて
どんなに雨降りの今日もかならず雨は降り止んで
また青空が見える 雲の隙間から陽射しが差し込むからね
誰の似顔絵だろう いつの間にか 描いていた
それは少しあなたに似ていて 優しい優しい顔をして笑ってる
どんなに嫌いな人でも 笑っていてくれるといいなと思う
それだけでなんだか訳もなく うれしくなるからね
どんなに雨降りの今日もかならず雨は降り止んで
また青空が見える 雲の隙間から陽射しが差し込むからね
明日には笑えるからね。