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どるとるの部屋


[5065] 夕暮れバス
詩人:どるとる [投票][編集]


すっかり日の暮れた道をバスが行くよ
窓にいろんな帰り道を映しながら行くよ

君は 泣きながら帰るのか それとも笑いながら帰るのか

どんなに悲しい帰り道も お腹がすけば帰りたくなるよ

夕飯は何だろう 考えながら僕は帰るんだ

さよならの向こうで
誰かのおかえりなさいが待っているのさ
だから帰るよいつものママの笑顔まで

夕暮れバスがいつもの停車場で 止まったら駆け足で家まで行こう 温かいお風呂に肩まで浸かろう

パパは残業 遅くまで家族のため働く
1日どうもお疲れ様 早く帰ってきてね

子供たちを起こさないように そっとリビングへ行けば

ママが用意したラップのかかった夕飯
添えられた手紙には「今日もお仕事お疲れ様」って書かれていた

しあわせはいつでもここにあるよ たとえば何気ない場所に
たまにはありがとう言ってみるよ 恥ずかしがらずに

いつも当たり前に思ってることが多分何よりもしあわせなんだって思えたら 心からしあわせになれる

だから今日も

さよならの向こうで
誰かのおかえりなさいが待っているのさ
だから帰るよいつものママの笑顔まで

夕暮れバスがいつもの停車場で 止まったら駆け足で家まで行こう 温かいお風呂に肩まで浸かろう。

2014/03/16 (Sun)

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