詩人:どるとる | [投票][編集] |
生きることは そんな簡単な事じゃない
何も知らない他人は好き勝手に「希望を持て」と無理を押しつける
人混みの中 紛れ込み 何を見つめ何を聴いている
結局己の人生さ 何を決めるも何を選ぶも
ふいに独りぼっち 僕を包む夜の闇が
そんなに生きるのが辛けりゃ楽になりなよと 僕を拐かす
人は迷い人は悩み人はあがきもがき生きる
一つ一つに答えが用意されてる訳じゃないけれど 暗がりの中で流した涙は おまえの足元を照らして
進むべき場所をおしえてくれる
自殺することを 非難する事は出来ない
だけれど 今日を生きる事で見える明日もあることを忘れてしまわないで
他人はいろいろわかったような 口振りでおまえの生き方に難癖をつけるけど
結局どんな生き方でも 生きていればそれなりに苦労はするものさ 楽は出来ない
人は傷つき人は嘆き人は 躓きながら生きる
どっちが前かもわからないまま 歩き続けて なにが正しくなにが間違っているのか
模索しながら 誰もがそれぞれの今と闘っている
「生まれそして死んでゆく」人の一生紐解けばなんとなくそれは言葉にすれば単純で
一見簡単そうに見えるよ
でもねその概要は 壮絶な物語秘めている
人は迷い人は悩み人はあがきもがき生きる
一つ一つに答えが用意されてる訳じゃないけれど 暗がりの中で流した涙は おまえの足元を照らして
進むべき場所をおしえてくれる
いつの日か おまえの積み重ねた苦悩は「死」の前に
何気ない朝の ちっぽけな日だまりみたいに
呆気なく 消える
それでも生きるのは
どうしようもなく僕らは生きる喜びを知っているから。