詩人:どるとる | [投票][編集] |
夢を見ていました
幼い子供のように
積み木遊びに飽きまして 次は何をしようかな
空には 何処までもただ 果てしない世界が大気圏のずっと向こうまで 広がっている
おやすみなさいっていうその声が
夜を連れてくる
おやすみなさいっていうその言葉が
さざ波を起こして
僕の心を少しだけ
優しく揺らす
歩いていました
寄り道 道草 帰り道
何をするために繰り返す 満ち引きを繰り返す波を 見ては笑ってる
君は 生きることは真っ白い画用紙に
絵を描くことと同じと言った
おはようっていうその声に
僕もおはようって返す
愛してるっていうその言葉が
僕に幸せをくれる
何も 要らないよ
君がそばにいれば
世界は 今 遠い
朝を呼びながら
少しずつ夜明けへと
歩いてる 歩いてる
夢の海を泳いで
僕は 明日という岸を目指す
おやすみなさいっていうその声が
夜を連れてくる
おやすみなさいっていうその言葉が
さざ波を起こして
僕の心を少しだけ
優しく揺らす
あなたの笑顔が
僕を照らしてる
だから今日も
呟くよおやすみ。