水清き河のせせらぎと懐かしい日焼けの痕 ゆっくりと時をたゆたう 急ぐことのない流れの中に身をゆだねている碧き空の彼方に 浮かぶ太陽に手を伸ばした あの夏を忘れない静かな風景(けしき)の中に あらゆるものたちのざわめきそれぞれの見つめる世界の中で 今日も私は確かに生きている「ここにいる」という当たり前を内にはらみながら息づいている命。
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