緑の中に 足りない
生命力漲る赤を零す
血の滲む様を 見た人はただ
涙を抑えきれずに
幸せと叫ぶ
この世は 儚い
硝子細工のよう
粉々に砕け散って
方々へ飛び散って
空の星になる
草原の風になる
あなたを私が 愛したという 思い出が
私をあなたが 愛したという 思い出が
たとえば 僕の宝物だから このまま時の中に取り残された思いは影のようにさまようけど
あなたがいないこの世界で私はあなたを忘れなければ
いつまでもあなたは僕に愛されたまま
いつまでもあなたに僕は愛されたまま
壊れないでいられる。
2014/04/10 (Thu)