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どるとるの部屋


[5198] 夢のように
詩人:どるとる [投票][編集]


そっと流れる夜に
寄りかかり
朝へと傾いてく
時計の針を見つめ

心の中のちっぽけな
スクリーンに
映し出すのさ数ある場面を

繰り返しを繰り返していくだけさ
悲しみも喜びもなくただ流れるように

すべてが夢のように終わってしまうなら
笑顔も泣き顔もむなしく画用紙に滲むよ

それでも積み重ねる命懸けの積み木遊び
崩れてはまた積み崩れてはまた積み

何度でも 繰り返すんだ
また笑えるように

そっと流れる時に
話しかける
「明日は晴れるかな」
星が教えてくれる

その輝きは
僕の涙を遠く遠く
照らしていた。

2014/04/15 (Tue)

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