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どるとるの部屋


[5238] 宝石譚
詩人:どるとる [投票][編集]


それはまるでアズライトの光
近寄るものをさらに惹きつける光

それはまるで夢の形
いつか出会ったような懐かしい形

宝石とは名ばかりのちっぽけな小石にも
川底を転がって魚と戯れた記憶を持つ

いくつもの物語を秘めているそれは
宝石にも勝るとも劣らない輝きを放つ

生きているという光。

2014/04/24 (Thu)

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