詩人:どるとる | [投票][編集] |
本当のことは 都合のいい嘘や巧みな言い訳に隠されて見えない
子供たちは世の中の汚さなんて知らないまま 大人になるんだろう
子供から見た大人の世界には
いつでも夢みたいな「希望」や「浪漫」がちりばめられてる
僕らが子供に教えてあげられるのは
せいぜい箸の使い方や挨拶のしかたやかけ算の解き方だけ
だけど、本当はそんな事よりも大切なものがあって
人の命の大切さや心のあり方なんかを
大人は子供に教えるべきなんだよ
卑猥な雑誌の際どい部分を覆い隠してるモザイク
その向こう側にあるものがきっと 大人ってやつのえげつなさなんだろう
大人から見た子供の世界には きっと
忘れかけた素直さや純粋さなんてものが眩しく輝いてる
僕らが 嘗て子供だった頃 何か悪いことをすれば 拳骨が飛んできたものだろ
ところが今の大人は子供を殴ることをしない
だから今の子供はね人の痛みがどういうものかわからない
わからないから人を平気で傷つけてしまう
哀れな子供たちの 心に届く言葉は
親以外には誰が教えられるだろう
ねえ 正しさってなんだっけ?
いつからか 考えなくなっていた
ずる賢いモザイクに覆い隠されて
僕らが子供に教えてあげられるのは
せいぜい箸の使い方や挨拶のしかたやかけ算の解き方だけ
だけど、本当はそんな事よりも大切なものがあって
人の命の大切さや心のあり方なんかを
大人は子供に教えるべきなんだよ
僕らが 嘗て子供だった頃 何か悪いことをすれば 拳骨が飛んできたものだろ
ところが今の大人は子供を殴ることをしない
だから今の子供はね人の痛みがどういうものかわからない
わからないから人を平気で傷つけてしまう。