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どるとるの部屋


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詩人:どるとる [投票][編集]


誰かの声がする
いたるところから

誰かを呼ぶ声が
呼ぶ声がするんだ

ただありふれたその声に僕は今日も
振り返る
そして君を見つける

鼓膜に寄り添うその声の先にいる君の笑顔が
まるで太陽のように僕に降り注いで
この世界をばら色に塗り替えてく

大切なのは ごく当たり前な気持ち

どこにでもあるようでここにしかないもの

君が誰かのこと思うのは 誰にでも身構えぬ自分でいるため
そんな君が好き

五感を 呼び覚まし
閉じた目の暗闇に
いつでも僕の大好きな君を描くよ
あしたも変わらず愛は 続いてゆくのです

何ひとつ出来なくてもいい
ただずっとそばにいて
大事な人を寂しがらせるのは一番の悪だ

悲しみを受け流す傘がないなら 僕がその役目を果たそう

鼓膜に寄り添うその声の先にいる君の笑顔が
まるで太陽のように僕に降り注いで
この世界をばら色に塗り替えてく

五感を 呼び覚まし
閉じた目の暗闇に
いつでも僕の大好きな君を描くよ
あしたも変わらず愛は 続いてゆくのです

あしたも変わらず二人は二人のままです。

2014/05/12 (Mon)

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